通訳学校に1年位通いました頃、友人からJCS(日本コンベンションサービス)で働いていました友人から通訳部に登録したらどうですか。
と言われ怖い物知らずの私はJCSの通訳部の試験を受けに行きました。
JCSは今では国際会議や国内の学術会議の日本でトップの運営会社です。
私の実力では到底合格できないと思っていましたところ見事採用通知をいただき嬉しかったのですが、実力不足の私はとても不安でいっぱいでした。
通訳部に登録させていただいて最初の仕事は、新宿の京王プラザホテルで開かれた「細胞生物学会」という国際会議のGENERAL INFORMATION(外国人に向けてのご案内係り)でした。
そこで初めて先輩の通訳者の仕事を見た私は、この仕事がしたいと身体に衝撃が走りました。
ただ周りにいらっっしゃる通訳者の方は帰国子女や留学経験者で、私のような国産の通訳者はいませんでした。
数年経ってから通訳部のスタッフの方になぜ私が採用されたかお聞きしましたら、「履歴書の写真がいい子そうだったから」という返事に唖然としました。
今ではそんな事では通訳者にはなれないのであしからず。
しかし、レセプションができる通訳者を目指して昼間は仕事、夜は通訳学校と夢に向かって走り始めました。
続きをお楽しみに