通訳として最初の頃は国際会議のGENERAL INFORMATION や展示会の仕事をしていました。
半年が過ぎた頃筑波科学万博の三和銀行(現在は三菱UFJ銀行)グループのみどり館で英語ができるコンパニオンとして働くことが決まりました。
2ヶ月の訓練のあと1985年3月16日から9月16日までの184日間の長丁場でした。
大手町の三和銀行本社で行われた訓練では、お客様のへの接遇やVIP対応そして手話などを学びました。
筑波の会場のパビリオンの中では、何百人も入るシアターでマイクを使わずにナレーションをする訓練があり、これは現在塾ではっきり生徒に伝えるという点で大変役立っています。
一番印象に残っておりますのは、生物学者でいらっしゃった昭和天皇がみどり館をご訪問してくださったことです。
昭和天皇のお姿は後光が指して神様のように私の目には映りました。
コンパニオンとしての仕事は単調でしたが、毎日会場まで通うバスの中で次の仕事に向けJAPAN TIMESを読んでは、親友のMIKIちゃんと未来を語っていました。
東京で有能な社長秘書をしている彼女とは、今でも仕事のことが話せる大親友です。
昨年久しぶりに東京でみどり館のコンパニオンの同窓会があり、皆と楽しい時間を過ごしました。
To be continued